新潟NPO協会の「解散」について

【解散を考えた理由】

1.2002年設立からのミッションと社会環境の変化による当会の存在意義

2.組織をきちんと閉じていくための様々な力がある今のタイミングであること

3.組織を閉じても、これまで築きあげてきた大切なものは、次世代のバトンとしてつなげていく

私たち理事・スタッフは、当会のこれからの方向性について協議を重ねた結果、近い将来に「解散」する方針で合意し、2024年8月28日開催いたしました第24回通常総会において、解散を考えた理由と、今後のことについて、ご説明し、方向性について、承認をいただきました。当日参加された方からは勿論のこと、欠席された方からも様々なご意見をいただきました。

 

◇ ◇ ◇

 

「県域の中間支援組織がなくなることで、県内のNPO活動が衰退してしまうのではないか」

 

CAP基金や自殺対策事業など各種事業がなくなってしまうのは、悲しい」

 

「私たちのNPOは協会の皆さまにたくさんご支援をいただいて設立しました。協会をとおしていろんな方々とつながりができたこと、感謝しています。ありがとうございました!!!!」

 

「時代の流れにあわせ 分岐点がおとずれます 正解のない中 勇断ですね!」

 

NPOの為に本当にいろいろ考え役に立つ事をやっていただきました。手離しは始まりのスタート!!又、何か生まれることでしょう!!」

 

「とても褒めるようなところがありません」とお書きになっていたけれど、褒めるところはたくさんあると思いますし、それを記念イベントの中で振り返りながらやっていただけると、まさに良いモデルになるかなと思います」

 

「新潟NPO協会が作った絆というのは、大切な財産であるんだなというのを感じましたので、ぜひこの絆を次の世代に残すような形で、この解散というものが前向きなものになればいいかなと、応援していきたいと思います」

 

◇ ◇ ◇

 

私たち理事・スタッフは、解散を議論しはじめた2024年6月の頃、組織を閉じることに対して、「前向きな解散」でありたいという想いから、その姿を示すべく、ひとつのNPO法人の解散の仕方を発信していこうと話し合いました。これまでとこれからをつなげる解散イベントの開催、ノウハウの結晶化などを実施していくことを考えております。

 

解散の方向性を発表してから、2024年8月で解散をするという憶測があったようですが、解散時期は2025年度の通常総会以降(2025年9月以降)を予定しておりますので、2024年度は、責任をもって、これまで取り組んでいる事業を行ってまいります。すでに複数の事業については、関係者のみなさまと今後の方向性については、協議を進めており、それぞれ方針が決まり次第、順次発表してまいります。

 なお、年度をまたぐ受託事業や行政機関等からの委員派遣については、現在お引き受けしている案件のみとし、新規でのお引き受けは致しません。

 

 

【今後のスケジュール】

 

2024年8月~2025年8月

 1年をかけて、関係者への説明を行いながら、事業整理等を行っていきます。

 

 

臨時総会または2025年8月下旬頃、通常総会

 解散について、各事業の整理や、残余財産の帰属先などの決議をいただきます。

 

 

解散にむけたイベント、事業などを実施

 

 

臨時総会にて、解散決議をいただきます。

 

 

解散登記を経て、清算業務を行い、2025年度内(2026年6月30日まで)を目途に清算結了

ここで、社会的に「特定非営利活動法人新潟NPO協会」は存在しなくなります。

 

 

なお、会員のみなさまにお送りいたしました「会員のみなさまへー新潟NPO協会の「解散」に向けてー」も公開いたしますので、ご一読いただけましたら幸いです。

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「会員のみなさまへー新潟NPO協会の「解散」に向けてー」
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