NPO法人新潟NPO協会では、市民の未来を拓く力に光をあて、広く発信することを目的に、「がっとぎっとぐっと賞」をこのたび3つの団体を決定し、2013年9月7日に新潟市内で、授賞式を開催しました。
当会設立10周年を記念し、創設された「がっとぎっとぐっと賞」は、市民の未来を拓く力に光を当て、広く発信することを目的に、「過去の実績」ではなく「未来志向」の観点から優れた活動を称えるものです。本事業の副賞及び経費は、市民や企業からの寄付や、ソーシャルグッドプラットフォーム「gooddo(グッドゥ)」からのクリックなどによる支援金によるものです。2013年度の受賞団体と概要は以下のとおり。
【がっと賞】野浦トキの郷米生産組合
(活動内容)トキとの共生の地域づくりや、伝統芸能である文弥人形を若手に継承するしくみを消費者との交流を通じて行なっており、地域の活性化につなげている。
http://wind.ap.teacup.com/noura/
【ぎっと賞】NPO法人コスモ夢舞台
(活動内容)休耕田を活用した野外アートや車イスの方も自然を楽しめる空間、回遊する道の整備などを通じて、少子高齢化の進む過疎地域と都市との交流を促進している。
【ぐっと賞】NPO法人十日町市地域おこし実行委員会
(活動内容)雪かきや援農を十日町市池谷・入山集落内外の人たちと協力し、集落維持はもとより活性化につなげており「100年続く集落」として全国の過疎集落の光となるような新しい村づくりを行なっている。
なお、賞の種類とその意味は、以下のとおりであり、主催したNPO法人新潟NPO協会では、来年度もこの賞は継続することとしています。
がっと賞「スケールの大きい、夢がふくらむ活動」
主に中越~下越地方で使われる方言で、「すごい」「大きい」「勢いがいい」の意。
ぎっと賞「強いこだわりを感じる、独創的な活動」
主に上越地方で使われる方言で、「頑固な」「こだわる」の意。
ぐっと賞「社会の求めに応えた、共感が集まる活動」
標準語。感動した時などに言う「ぐっとくる」の「ぐっと」の意。