新潟県内NPO表彰「がっとぎっとぐっと賞」受賞団体決定


 NPO法人新潟NPO協会では、2013年に法人化10周年を記念し、市民の未来を拓く力に光を当て、広く発信することを目的に、「過去の実績」ではなく「未来志向」の観点から優れた活動を称える、表彰制度「がっとぎっとぐっと賞」を創設しました。第2回となる2014年度は、18団体のエントリーがあり、このうち「がっと賞」「ぎっと賞」「ぐっと賞」の3団体を12月1日に決定し、新潟市内にて表彰しました。

 


 本事業の賞金及び経費は、市民や企業からの寄付や、ソーシャルグッドプラットフォーム「gooddo(グッドゥ)」からのクリックなどによる支援金によるものです。2014年度の受賞団体と概要は以下のとおり。 

【がっと賞】まんなかフェス実行委員会(三条市)

「10代から20代を中心とした若者が同世代をまちなかに振り向かせる!」をテーマに、2013年から三条市内で、主に学生が中心となって結成。商店街の店主など大人からも応援を受け、中心市街地(まんなか)で学生らがそれぞれの個性を生かした企画やイベントを展開。10年後のまちづくりの担い手となる若者の育成機関としてのプラットフォームを目指す。

https://www.facebook.com/mannakafes

【ぎっと賞】写真の町シバタ実行委員会(新発田市)

新潟・新発田の市民有志による地方文化プロジェクトとして2011年に発足。眠れる写真資産に着目し、「まちの記憶」と題して提供を受けた写真を、まち全体に展示する「写真の町シバタ」と題したイベントを毎年秋に開催。地元・敬和学園大学と協働し写真のデジタルデータベース化や成果発表会などにも取り組む。

http://blog.photo-shibata.jp/

https://www.facebook.com/shibata.photo

【ぐっと賞】特定非営利活動法人立野福祉会 障がい者就労トレーニングファーム チャレンジド立野(佐渡市)

農業を通じて障がい者の自立を支援するとともに、地域活性化にも取り組むため2013年に法人化。佐渡市内の障がい者が10数名通所しており、高齢となり農作業が困難となった地域住民の田畑を借りて農作物を育て販売している。地元企業と菓子の共同開発や職員の人事交流など、福祉のモデル事業として広がりを見せている。

https://www.facebook.com/challengedtateno

 

また、今回は惜しくも受賞を逃したエントリー団体から、表彰パーティでプレゼンテーションしてもらい、

参加者から最も共感した団体に投票してもらい、「げっと賞」と寄付金を贈りました。

 

【げっと賞】教員サポートSmileういんず(新潟市)

学校現場の忙しさを教員OBのマンパワーを活用して解消し、学校を元気にする!そして、学校が元気になることで、「子どもや教職員に笑顔が増える!」ことを目指しています。


 

なお、がっとぎっとぐっと賞の各賞の種類とその意味は、以下のとおりです。

主催したNPO法人新潟NPO協会では、来年度もこの賞は継続することとしています。 

  

がっと賞「スケールの大きい、夢がふくらむ活動」 

 主に中越~下越地方で使われる方言で、「すごい」「大きい」「勢いがいい」の意。 


ぎっと賞「強いこだわりを感じる、独創的な活動」 

 主に上越地方で使われる方言で、「頑固な」「こだわる」の意。 

  

ぐっと賞「社会の求めに応えた、共感が集まる活動」 

 標準語。感動した時などに言う「ぐっとくる」の「ぐっと」の意。  


※2013年度の受賞団体はこちら。