6月22日18時30分~20時30分、「新潟県地域づくり巡回講座にいがた旬塾2015」の第4回目の講座が新潟市秋葉区において実施された。
この講座は、県内各地で地域おこしに関わる人々が、個々の活動の現場で活かせる知識を得るとともに、地域づくり実践者同士の交流を通して視野を広げ、地域内における連携の促進やさらなる活動の活性化に資する事を目的とするものである。
当日の飛び入り参加も含め、26名の参加となった。
講座は、講師による講演・(一財)新潟ろうきん福祉財団による2015年度地域社会創造事業の説明・参加者同士による情報交換会の三部構成の内容で行われた。
講師の野内隆裕氏による講演では、野内氏が『小路めぐりマップ』を手掛けるようになった経緯や、そこに必要な要素が紹介された。「まちの『楽しさを伝える』ことがまちあるきの楽しさ」であり、それは「仕掛け人」「案内人」「当事者」が揃って成せる物だと説明。
とにかく自分自身が「伝えたい」と思うことが大切、との言葉に、参加者は聴き入っていた。
講師の野内隆裕さん
参加者間の意見交換では、「自分のまちで『小路めぐりマップ』を真似たい」や「楽しいを大切に活動しようと思う」などの感想が上がったほか、「野内氏の活動のエネルギー源は何か」と言った質問が出た。野内氏からは「常に楽しいという気持ちを持ち続けるのがエネルギー」との返答がされた。
ファシリテーターの金子洋二さんと野内さん
ほぼ満席となった会場
この講座は、新潟県内における地域おこしや地域資源を活用したコミュニティビジネスの振興などをを資金面から支援する、『自立した持続可能な地域社会創造助成事業』をPRする一環として、毎年県内5か所で開催されています。
助成事業の問合せは以下↓
<2015年度地域社会創造事業>
・般財団法人新潟ろうきん福祉財団
・公募期間:2015年7月1日~7月31日まで
http://zaidan-hukushi.or.jp/?page_id=229