ー2015にいがたワーク&ライフフォーラムin新潟ー

 新潟のコミュニティデザイン最前線!~離島、中山間地、まちなかで、いま何が起こっている!?



「2015にいがたワーク&ライフフォーラムin新潟」が2015年9月26日(土)・27日(日)の2日間にかけて開催されました。

 新潟NPO協会は、27日に「新潟のコミュニティデザイン最前線!」と題したセッションを開催し、16名が参加しました。

 


コミュニティデザインってなんだろう?

  

セッションでは まず参加者に「コミュニティを○○するデザイン」の○○について参加者3人で話し合いながら○○を埋めるグループワークを行いました。


 

いま、新潟で起こっていること

次に、新潟NPO協会が主催の「がっとぎっとぐっと賞」を受賞した3つの団体から活動の報告がありました。


 まず、自然エネルギーを通じて多様なで自立的なまちづくりを発展させるために母体となる市民参加の討議の「場」として活動している、2015年がっと賞受賞団体「一般社団法人『おらって』にいがた市民エネルギー協会」から紹介がありました。現在も含め団体に参加する人の大半は発電などの専門知識はなく、「地域をよくしていきたい」という想いから活動していることや、今月9月についに新潟市黒崎市民会館にて市民発電所第一号竣工式を迎えられ、今後も市民発電を広げていきたいという話がありました。

2番目に、眠れる写真資産に着目し、「まちの記憶」と題して提供を受けた写真を、まち全体展示する「写真の町シバタ」と題したイベントを毎年秋に開催する2014年ぎっと賞受賞団体「写真の町シバタ実行委員会」から、ただ展示するだけではなく地元敬和学園大学とも協力しデジタルデータベース化を行っていることや、実際に写真を提供していただき市内に展示していただいた市民とその写真との思い出の話も交えながら、活動の紹介がありました。

3番目に、雪かきや援農を十日町市池谷・入山集落内外の人たちと協力し、集落維持はもとより活性化につなげており「100年続く集落」として新しい村づくりに取り組んでいる2013年ぐっと賞受賞団体「NPO法人十日町地域おこし実行委員会」から報告がありました。新潟中越地震によって突きつけられた集落消滅の危機感から、活動を通じて新たな住民を呼び込んだことや、昔からこの集落に住んでいた人も移住してきた人も一緒になって作成しているこれからの地域のビジョン作成の話について紹介がありました。

 


私が欲しい未来のコミュニティデザイン

最後に、参加者と事例報告者が一緒になってグループを作り、コミュニティデザインについて自由な意見交換を行いました。事例報告者に活動を質問する場面や、自分の地域の活性化についてやりたいかことがあるのだがどのように始めればよいかわからず困っていると話す参加者もいました。


 なお今回活動の紹介を行った団体および「がっとぎっとぐっと賞」については以下のURLを参照してください。

・一般財団法人「おらって」にいがた市民エネルギー協会 http://www.oratte.org/

・写真の町シバタ実行委員会 http://photo-shibata.jp/

・NPO法人十日町地域おこし実行委員会 http://iketani.org/


・がっとぎっとぐっと賞 

http://nan-web.jimdo.com/トップ/2015年度-がっとぎっとぐっと賞/受賞団体/